FXやるなら、AWSで世界中のアマゾンクラウドサーバーの指定ができる!
海外でFXを始めたい!という方や日本を含めたFX業者の取引所でEA(エキスパートアドバイザー)で24時間接続したままで自動売買をやりたい!という初心者の方...必見です!
今の時代、そしてこれからのFXでもますますその傾向が加速していくのがアルゴリズムを使ったEA(Expert Adviser)での取引。
やはり、自分の力(裁量取引)では24時間動き続ける相場を見続けることは不可能に近く、たとえ、買い時、売り時の絶好のタイミングに出くわしたとしても、手動ではどうしてもスピードがAIよりも遅くなります。
なので、FXを始める際に重要なことは、どのような戦略(裁量取引か自動売買=EA)で攻めるかという点ですが、裁量取引の場合には、素人にとっては敷居が高いので、どうしても初心者の方にとっては、自動売買(EA)で楽して安定的に稼ぎたいという方が多いのではないでしょうか(^^♪
でも、いきなり儲かるかどうかもわからないのに、いきなり数千円以上の初期費用(&固定費)をかけて、VPS業者と契約するのはちょっと…と二の足を踏んでしまう方もいらっしゃるかもしれません。
ちなみに、VPSとはVirtual Private Serverの略称で、仮想空間上のクラウドサーバーのことです。
VPSは、ホスティングサーバ事業者のサービスの一つとしても提供されており、日本国内、海外を含めて非常に数多くの業者が存在します。
料金体系も様々ですが、今回はなんと通常は有料で提供されるVPSを1年間無料で提供してくれるAWS(アマゾンウェブサービス)の利用方法について解説をしていきたいと思います。
具体的には無料で使える裏技というのがAWSのEC2というサービスですが、メリットとしては以下の3点あります。
- 1年間無料
- サーバーの設置場所を選べる
- 従量課金制
初心者で、初期費用や固定費をできるだけかけずに始めてみたいという方にはおすすめのサービスといえます。
上記2番目のサーバーの設置場所を選べるというのは、レイテンシの問題で有利になるということです。
レイテンシとは、データ通信の際の遅延時間のことを指します。
つまり、実際に転送要求を出してから、FX業者のサーバーに届いて約定までに時間がかかり過ぎると絶好の売買のタイミングを見逃すことにもなりかねません。
たとえ、優秀なEAで24時間稼働を続けていても、最近では優秀なアルゴリズムで動くEAが次から次へと誕生していて、コンマ何秒の世界で争っていると言っても過言ではないでしょう。
FXの業者のサーバーの設置場所は様々ですが、レイテンシの約定スピードの問題を考えると、AWSでのサーバー設置場所はできる限り、サーバーに近い場所(リージョン)を選ぶことが大切といえますね。
AWSのEC2は、他の業者でいうところのVPSと同じ機能を備えていると思って頂いて結構です。
VPS業者の場合は、もちろん、有料のサービスで使用データー量により、値段が異なります。
AWSも基本的には、いろいろなサービスを選べますが、一般的なVPSと大きく異なる点は、料金体系が従量課金制であるという点ですかね!
つまり、使用した分のみ課金されるので、サーバーを使用していない時には、オフにしておくと請求されません。
オフにするということは、インバウンドとアウンとバウンドのアクセスを停止するということです。
もちろん、1年間の無料枠の使用期間中は、課金されることはありません。
インバウンドとは、自分(自宅や職場)からAWSのクラウドサーバー(自分でEC2内のリージョンに設置したサーバー、XMの場合ですとロンドン)へのアクセス、アウトバウンドは自分の設定したクラウドサーバーから、FX業者へアクセスすることです。
FXでAWSのEC2を使う場合の注意点
無料版の場合には、筆者の経験から感じたのは、EAの枚数は全口座合わせて、10枚くらいまでが稼働EA数の最大数で、それ以上入れるとインバウンドでのつながりが悪くなるのとアウトバウンドの約定スピードが若干遅くなります。
EA10枚と言っても、各EAの特徴によって、使用量も異なるので、1GBという容量で考えるとMT4が合計3つくらいが最大ではないかと思われます。
また、MT4自体のパフォーマンスを上げるためには、
- 週1回の再起動、
- ヒストリー値を5000前後くらいまで、
- 不必要なインジケーターは使用せず、
- 取引しない通貨ペアは気配値から削除、
- ニュースを受け取らない、
- 通知音をさせない、
- ウインドウズの自動更新をオフにする
・・・など、極力負荷がかからないようにVPSを普段から軽くしておくようにしましょう。
そして、どうしても稼働させたいMT4を増やしたい場合には、容量を1GBから2GBタイプへアップグレードをさせるよりは、1GBタイプのEC2を2つ契約したほうが、サーバーのリスクヘッジにもなりますので、良いかと思いますよ!