2022年のオンラインカジノの違法性・合法性について
2021年12月19日に衝撃的なビッグニュースが日本中を駆け巡りました。
あの日本経済新聞が、日本のオンラインカジノの最新事情についての現状をまとめて発表したのです。
日本でも近年爆発的に人気となっているオンラインカジノのうち、テレビ広告が頻繁に流れて新規ユーザー数が急増中のベラジョンカジノが参考例として取り上げられました。
いわゆる海外のサーバーで運営されているオンラインカジノサイトの最大手の1つですが、英語圏でのユーザー数の獲得が飽和状態で頭打ちとなっているのに対して、日本ではオンラインカジノの市場はまだまだこれから伸びしろがあるとの期待から、海外大手各社がこぞって日本マーケットの開拓に力を注いでいます。
日経新聞の結論から申し上げると、オンラインカジノは違法でも合法でもなく、事実上規制がない日本においては、グレーゾーンで法整備をこれから急ぐべしとの論調で書かれてあります。
それでは、実際には過去の摘発や逮捕された事例も含めて、2022年現在、どのような現状にあり、今後どのような方向へ向かっていくのか、簡単にまとめてみますね!
オンカジとインカジの違いについて
まず、このサイトで定義するオンカジ(オンラインカジノ)とは、海外の運営者が海外のサーバーで合法なライセンスを取得し運営しているオンラインカジノサイトを指します。
それに対して、インカジ(インターネットカジノ)とは、日本国内の運営者またはサーバーで違法な状態で運営しているオンラインサイトを指します。
いわゆる闇カジノとか裏カジノとか巷で言われているサイトや店舗ですね。
結論は、オンカジは合法、インカジは違法です。
つまり、海外で合法的にライセンスを取得し、海外のサーバーで運営されているオンカジサイトに、日本国内のプレイヤーがアクセスしてカジノをしても合法です。(*厳密にいうと、現在の賭博法では、オンラインカジノを取り締まる条項がありません)
逮捕者が出た違法と判断された事例
過去にオンラインカジノ関連で有罪となったのは、プレイヤーとカジノ運営者が両方とも日本国内にいる状況であったということです。
それでは、具体的に見ていきましょう。
NetBanQ事件(有罪起訴処分)
NetBanQというオンカジへの入出金取り扱いサービスを日本で運営していたために逮捕されました。
スマートライブ事件(不起訴処分)
2016年にスマートライブカジノというオンカジサイトで日本国内在住のプレイヤーが遊んだ3人が逮捕されました。
このオンカジは、イギリスに拠点がありますが、運営サイトに日本人ディーラーがいたとのことで、逮捕されましたが、結果的にこの3人は不起訴処分となりました。
もちろん不起訴処分となったので、無罪で処罰は受けておりません。
オンカジは違法か合法か、将来はどうなる?
以上の事例から検証すると、日本国内にいるプレイヤーが海外の合法なオンカジサイトでギャンブルをするのは2022年現在は、合法という判断です。
日本で賭博法がどのように改正されていくかは不明ですが、カジノ法案(IR統合型リゾート)が可決され、恐らく大阪にリゾートカジノが出来上がるなど、法整備は進んでいくと思います。
恐らく将来的には、法整備といってもオンラインカジノそのものが禁止されるというよりも、
税金逃れ(脱税)や不正な入出金(マネーロンダリング)に関する取り締まり、営業時間やギャンブル依存症対策など・・・このような懸案事項に関する法整備が進んでいくのではないかと個人的には思っています。
従って、2022年現在ではオンラインカジノは合法で問題なしということですが、プレイするのであれば、
- 海外の大手サイトで合法なライセンスを取得している
- 第3者機関による監査が徹底されて公平性と安全性が担保されている
- 入出金の支払い実績がきちんと管理されている
この3点が守られている実績のあるオンカジサイトで、依存症にならないように健全に遊べば問題ないと思いますね!