世間体ばかりに気になる事もある

慣れてくるのは違和感が無くなるということ・・・世間体とは

自分に対する世間の評価というものについて考えてみると、その際にはまず、世間という概念にはどうもかなり日本人独特の要素があるということかと思います。

 

なので、その根底の部分で世間に対してがんばる自分という日本の努力スタイルが少なからず存在するのではないでしょうか?

 

つまり私たちの中には個人を前提としての社会という意識がまだ浸透していなく、以前からよく言われる世間知らずとか、世間を甘く見るなという言葉を使っている割には、その実態についてはあまりはっきりとしていないのです。

 

もちろん、同じ日本の中にもかなり強く世間を意識する地域とそうでない場所があり、とくに人の多い都会という地域では世間の姿もとても流動的であろうかということです。

 

でも、このような得体のしれない世間の評価が気になるのはDNAの存在があるかもしれません。

 

日本人はせまい島国の中でずっと暮らしてきている民族なので、人と違うことをして仲間はずれにされるのを恐れるという保身の気持ちがとても強いのです。

 

そんなDNAを否定するつもりはありませんが、賢い個人主義は学ぶに値する概念なので、人の反応とかどう思われているとかということにはこだわり過ぎる必要もないでしょう。

 

不特定多数の周りの人たちの目を気にしながら行動するのではなく、いま、自分がしたいことは何なのか?自分が大切なことは何なのかといいことに最初にフォーカスするのが良いでしょう。

 

それでも世間体は気になりますが、だんだんと自分も適応してくるし、相手も、そうかあの人はそういう人なんだと慣れてくると思います。

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