一方的に遮ってしまう誤解の危険性もある電話での会話
世の中には誤解がつきものですが、きちんと文書に書かれたものでさえ、間違って解釈されたり面と向かったじっくりと話し合ったにもかかわらず、誤解されることもあります。
とても誤解や勘違いを生みやすいものに電話がありますが、スマホでの無料電話を含めてかえって身近になりすぎて、注意してしゃべるという意識がなくなりました。
例えば、歩道を歩きながら携帯でしゃべっている人は、まわりのものに気を取られて、「えっ、何？」を大声で聞き返したり、話に夢中になって歩道の段差でつまずいたりするわけですね。
二つ以上の事に同時に集中するのは、なかなかむつかしいものです。
なので、ささいな誤解は放っておいても構わないものの、やはり話題そのものにも集中できず、何気ない一言を発したために、相手に誤解をされることもよくある場面です。
そして、そのままカッと怒り出して、電話を切られてしまうこともあります。
しかし、仕事とか人間関係に不満を持っているとついつい自分にはそのつもりはなくても、相手が劣等感を感じている場合には、悪意を持って自分の何気ない言葉を解釈する可能性は十分にあります。
このようなときは深追いするよりもしばらくは静観して、相手の出方を待ってみるほうが得策かもしれませんね。
