ナンピンマーチンは勝負を仕掛けるポイントが重要!
カジノファンの皆さんは、ナンピンマーチンという言葉をよく耳にすることがあると思います。
ナンピンマーチンとは、簡単に言えば、倍々賭けのこと。
つまり、100円を賭けて、負けたら次にその倍の200円、それでも勝てないようであれば、400円・・・と倍々に賭け金を積み上げていくという戦略です。
FXや株の世界でもそうですが、素人のいわゆる「勘」に頼った勝負では、たまたまビギナーズラックみたいに、勝つことはありますが、プロみたいに勝ち続けることはとても難しいと言われています。
そのプロですら、連戦連勝はあり得ません。
では、長く投資の世界で勝ち残っていく人が実践しているのは、どういう方法かというと、運任せにはせずに,、何らかの「戦略」をもって勝負をしているということです。
FXや株、先物取引、そして仮想通貨といった投資の世界でのルールは、カジノなどのギャンブルの世界でも、そのままロジックは当てはまります。
そういったプロのトレーダーが実践している「戦略」の1つに「ナンピンマーチン」という方法があります。
それをギャンブルの世界に当てはめて実践した結果について、筆者なりに結論をまとめてみたいと思います!
- 最初の賭け金を回収できる
- 勝率が悪くても儲けられる
この2点に尽きると思います。
1点目の賭け金の回収というのは、連敗中であっても、一回でも勝てば、最初の賭け金は回収できるわけで、トータルで元金(元手)が減ることはありません。
そして、2点目の勝率が悪いというのは、例えば、10回の勝負で9回負けても、最後の1回で勝てば、プラスに転じるということで、勝率10%でも問題ありません。
元金(資金)を飛ばしてしまう
ということでしょうか。。。
まあ、勝負事なので、それなりのリスクを背負ってやっているわけで、当たり前と言えば当たり前ですが、ナンピンマーチンで倍々で賭けていって最後の勝負で負けてしまったら、悔しいですよね!
筆者もそういった経験が、リアルカジノも含めて何度もあります(泣)。
それでは、ナンピンマーチンは投資やギャンブルの世界では、あまりにもリスキーなのでやらない方が良いか?という考え方は間違っています。
結論から言えば、「確率」の考え方でナンピンマーチンをやれば、問題ないということです。
そこで、その「裏技」ともいうべき鍵となるキーワードとしては、以下の3つが挙げられます。
- スタートポイント
- ベット(賭け)金額の幅
- メンタル管理
1つ目のスタートポイントというのは、
どこで勝負を仕掛けるか、そのタイミングを十分に見計らって、自己管理を徹底することです。
例えば、ブラックジャックやポーカーといったテーブルゲームの場合には、そのまま気まぐれに勝負を仕掛けて、いきなりナンピンマーチンを始めると手痛い失敗を被ることになります。
なので、リアルベットの前にまずは練習で「何連敗」かした後に、ナンピンマーチンを仕掛けるというやり方もあります。
リアルカジノの世界では、例えば、ルーレットや大小など、赤や偶数や大が10回連続で来ているテーブルなどを探して、そこで勝負をするといった方法です。
そうすることで、勝つ「確率」を高めることができます。
確率は、あくまでも自然界の法則なので、カジノ運営側のイカサマ等の行為がない限りは、プレイヤー側の勝率を高めることができるというわけです。
2つ目のポイントのベット金額の幅とは、
ミニマムベット(最低賭け金)とマキシマムベット(最高賭け金)の値幅のことです。
さあ、いざナンピンマーチンを始めたのはいいが、すぐにマックスベットに達してしまうと、せっかくのマーチン(倍々)効果が発揮されずに、結局はトータルで負けてしまいます。
例えば、ミニマム(100ドル)、マキシマム(1000ドル)のテーブルの場合には、100ドルから始めても、2回目(200ドル)、3回目(400ドル)、4回目(800ドル)と、合計4回までしかマーチンできません。
あと1回賭けていれば・・・取り返せていたのに・・・と悔しい思いをされた方もたくさんいらっしゃるでしょう。
このベット金額の幅はテーブルやゲームごとに設定されているケースが多いので、戦略を考えるうえで参考にしてみてください。
もちろん、ナンピンマーチンを仕掛けるのに最適なテーブルやゲームは、この賭け金の幅が大きいことという結論になります。
最後の3点目のメンタル管理ですが、
実はこれが一番重要なのかもしれません。
投資の世界でもそうですが、1つ目と2つ目は頭の中で理解して、戦略を立ててやっているのですが、最後のメンタルの部分でやられてしまい、結局は大金をなくしてしまうという経験はないでしょうか?
特に、ナンピンマーチンをはじめて、最初のころはいいのですが、回数が多くなり、倍々で賭け金が上がってくると、どうしても1回の勝負で大金を賭けることを躊躇してしまいます。
つまり、戦略とはつねに「平常心」のままで、「最後までナンピンマーチンをやりきれるかどうか」ということです。
簡単そうに見えて、意外とこれを実行できる人は中々いません。
いわゆるプロとか勝ち組といわれている人は、決められたルール、つまり自分で考えた戦略通りに確実に実行できるかどうかということです。
また、その決めた戦略自体が誤りであれば、PDCAなどでやり方を検証して改善を続けていくことで進化し続けることで、長く投資の世界に生き残っていけるのです。
繰り返しになりますが、「確率」の世界なので、100発100中や必ず勝つことはあり得ません。
ナンピンマーチンは、あくまでもトータルで勝つ「勝率」をあげるという戦略なので、どこまでのリスクを許容できるかは、皆さんご自身で戦略を立てて自己責任で実行されることをお勧めします。
この「裏技」は、当たり前のことのように聞こえますが、何も戦略もなしに投資やギャンブルをしていても、確率的にはプレイヤーが必ず負けることが多いです。
「勝率」をあげるということは、案外誰もが、一度は考えたことはあっても、実行できないというカラクリ(裏技)が潜んでいるのかもしれませんね!!