相手の肩書に敬意を表するとは
肩書が人は地位や身分を表すものであるので、知らない人でも肩書を聞けば大体どんなことをしている人かの検討くらいはつきます。
ただしこれだけでは人間として大切な人となりや信頼性については全くわからない。
大人であっても政府高官であってもまた大企業の役員であってもその肩書きだけでは人間として立派な人かどうかの判断はできないのである。
人格も卑しくない人であるかもしれないし、邪悪な心を持っている人かもしれません。
そこで人を見るときには肩書に騙されてはいけないと言われています。
しかしながら、肩書を無視するのはちょっと無理があると思います。
肩書にはそれなりの重みがあるので、それにふさわしい敬意を表す必要がある。
相手が大会社は役員であっても自分の会社とは全く関係がないからといって単なる平社員と同じように扱おうとする人がいるがそれは極めて無礼と言うことでしょう。
その人が肩書を手に入れるまでにはそれなりの努力の積み重ねがあったはずだしそのようなことを全く考慮に入れないで馬鹿にしたような態度をとるのは社会の掟を無視している。
それは相手を自分と同じように低い地位にも等しい行為で生意気と言うほかありませんし、これは心理的に自分の実力ないと言うコンプレックスの裏返しかもしれません。